年末にごぼうのおすそ分けがありました。
ちょっと待って。長い!!
たぶん1mくらいはある?
こんなに長いごぼう、スーパーでも見たことない気がする。
そんでもって土付き。
下処理がめんどくさくて、ふだん避けてる土付きごぼう。
年の瀬に、ちょっとだけたじろいだ私です。
ごぼうってそういえば縁起物だった。そして土付きごぼうを見直した
「はいこれ、おすそ分け。」
知人から受け取った、紙にくるまれた重くて長~い物体。
中身はごぼうなんだそう。
たいそう長いので、きっと立派な代物なんだろうとお礼を言いつつも、はてこのタイミングでごぼうとは、これいかに・・・?
知人と別れてから気づきました。
ああそうか。ごぼうって縁起物か。
お正月用に、お歳暮に贈られる物品なのかもしれない。
実家のおせち料理の中にも、ごぼう入っていたかも。
大地にしっかりと根を張るから縁起が良い
ごぼうが縁起の良い食材だと言われる由縁は、細く深~く大地にしっかりと根を下ろすから。
商売繁盛とか家内安全、今ある幸せが未来永劫続きますように、ってことかな。
田作り(たつくり)とか黒豆に引けを取らないアイテム!
洗いごぼうよりもやっぱり土付きごぼう
正直に白状してしまうと、ごぼう自体を避けていました。。。買ったら最後、とにかくめんどくさそうで。
それでも体に良い食材なのは百も承知ゆえ、たま~に思い切って手を伸ばすが、そんなときは決まって「洗いごぼう」のほう。見た目キレイ。楽チンそうだから。
しかしですね、これを機にごぼうについて調べてみると、チョイスすべきは断然土付きのほうだった。
- 土ごぼうのほうが保存期間が長い
- 土に守られてるから乾燥しにくいし、風味が良い
ごぼうの味をしっかり味わうなら、やっぱり土付きごぼうのほうなんですって。
洗うのがめんどうだとか言ってる場合じゃない。
土付きごぼうの洗い方
はい、失敗しました・・・いろいろ失敗。
タワシがないので普段使いの白いナイロン系クロスでこすったら、クロスについた泥の色が取れない。
水切れ・泡切れがよいので食器洗いスポンジの代わりに目の荒いタイプのものを愛用しているのですが・・・土を甘く見ていました。
泥んこになった子供の靴下の、土汚れを落とすのが大変だったことを思い出す。
気を取り直して、いざ土を落としたごぼうの皮むきへ。
たしか、包丁の背でこそぐようにむくんだよね。
ゴリゴリゴリ、ジョリジョリ・・・
んん?むいたそばから色がまた茶色くなって、終わりがみえない。
これどこまでやれば・・・?
土付きごぼうの下処理
たまらずネットで調べる、いい歳した主婦でございます。
情けないけど仕方ない。家事なんて、見よう見まね、片手間でなんとかやってきただけだもの。
あーそうなんですね。皮はむかなくてOKですと。
タワシがなけりゃ、アルミホイルを丸めたものでこすれば土はきれいに落とせる。
皮の部分は栄養たっぷりなので、取りすぎちゃうのも良くないみたいですね。
そしてアク抜きのために切って水にさらすのは30秒ほどで良いらしい。
なんと。どんぶり勘定だけど、今までおそらく数分は水に漬けてたかも・・・
あまり長いことさらしすぎると、うま味?風味?が逃げちゃうのですね。
土付きごぼうの保存方法
たくさんいただいたので使い切れないのだが、これ放置しても良いのかしら・・・?
土付きごぼうは、新聞紙にくるんで陽の当たらないところで保管すれば、1ヶ月はもつそうです。
とにかく乾燥させないことが重要。
心配なら、新聞紙にくるんだものをさらにビニール袋に入れて冷蔵庫で保管すれば、2ヶ月はもつ。
この場合も洗わず土付きのまま保存すること。
洗いごぼうの保存期間は短い
洗いごぼうになると、4〜5日で使い切らなくてはダメ。表面が露わ(あらわ)になってますもんね。そりゃそうだわ。
これからは頑張って土付きごぼうで料理する
お正月に土付きごぼうで食べた鍋料理、とっても美味しかったです。
たしかに、これぞごぼうの味!と感じた。そういえば昔子供の頃、こんな味のごぼうを食べていた気が・・・
そんな記憶が蘇ってきました。
私の家事・主婦業は手抜きもいいところ。なんちゃって主婦。超自己流。
まあ、それでこれまで何とかなってはきているのだけれど、今回のごぼうのような発見があると、たまには襟を正すことも大事かなと思いますね。
決めた。今年はちょっと家事を見直そう。ていねいに、こだわるところはこだわって。
気づかせてくれたごぼうよ、どうもありがとう。
コメント